ペニスを長くする治療について

長茎手術

術前

長茎術 術前

脂肪吸引+靭帯式長茎術
術後1ヶ月

長茎術 術後

術前

長茎術 術前 斜め

脂肪吸引+靭帯式長茎術
術後1ヶ月

長茎術 術後 斜め

ペニスの長さに関して悩みを持たれている方は非常に多くいます。

多くの方は短く感じるので長くしたいと考えています。

そのように感じる方の症状として、

  • ペニスが明らかに短く気になるであろうという症状の方
  • 皮下脂肪に陰茎が埋まって小さく見えている方
  • よくある通常の範囲内の陰茎であるが、より長く見せたいと感じる方

​などがあげられます。

きわめてまれですが、明らかにペニスが短い方の中には先天性疾患の一つとして埋没陰茎という状態の方もいらっしゃいます。

通常、先天性疾患としての埋没陰茎は小児期に手術をされていることが多いのですが、真性包茎を伴っていない場合には手術を受けずに大人になっている方もいらっしゃいます。

機能的に問題のない埋没陰茎は個体差としての小さい陰茎と区別しがたいことも多いものです。

また、埋没陰茎という言葉には狭義と広義があり、狭義の埋没陰茎は先ほど述べた先天性疾患としての埋没陰茎ですが、広義の埋没陰茎は恥骨付近の皮下脂肪にペニスが埋もれた状態のことを指します。

ここでは成人のペニスを対象としてお伝えしていきます。

陰茎の長さについて

陰茎の長さに関しては様々な報告があるようです。

参考として「形成外科手術書 改訂第4版 p893」によると日本人の陰茎の大きさは

『文献的にまとめると長さ平均7.3cm-9.5cm、周径平均7.9-8.3cm、勃起時の長さ平均12.7cm、周径平均11.5cmである。』となっています。

(ただしこの長さには体型別の表記はありません。)

陰茎の見た目の長さを決める要因

陰茎の見た目の長さを決める3つの要因があげられます。

1、陰茎体の長さ

一つは個体差としての陰茎海綿体および尿道海綿体を核とした陰茎体(いんけいたい)の長さそのものです。

2、陰茎の引き込み

もう一つは陰茎体(いんけいたい)の埋没を起こすあるいは体への引き込みを起こす要因です。陰茎の引き込みに関与していると考えられている構造物は2種類あります。

  1. 一つは2種類の靭帯(陰茎ワナ靭帯と陰茎提靭帯)です。
  2. もう一つは陰茎をとりまく浅陰茎筋膜(Colles筋膜、Dartos筋膜)と深陰茎筋膜(Buck筋膜)です。

3、皮下脂肪の厚み

もう一つは下腹部(恥骨付近)の皮下脂肪の厚みです。厚ければ厚いほど、つまり肥満であればあるほど陰茎が埋もれた状態になります。

体の成長と陰茎の成長について

陰茎の発達・成長の段階についてお伝えします。

生まれた時の陰茎の形態が作られるのは胎生14週までと言われています。

通常の仮性包茎として生まれた場合、成長に伴って陰茎が大きくなる時期は第二次性徴期と言われる時期になります。

真性包茎の場合には陰茎の発達・成長が不良であることはよくあります。

二次性徴期が終了すると陰茎が大きくなることは基本的にはありません。

当然ですが、生まれ持った個体差が大きく、みな同じように成長するわけではありません。

きわめてまれですが何等かの異常(内分泌疾患や先天性の症候群)があれば小児先天性疾患としての陰茎の形態異常が発生することがあります。

例えばミクロペニス(小陰茎、矮小陰茎)と言われる状態です。

この場合は生まれ持って小さいペニスということになります。

ミクロペニスの診断は通常小児期につけられ、年齢相応の陰茎の長さの平均値の-2.5SD(標準偏差)以下の場合にその診断が付けられます。

陰茎長の生理現象

陰茎の筋膜の収縮によって陰茎がきゅっと小さくなっている状態もあれば、だらっと長く見えている状態のときもあります。

陰茎長の加齢性変化

恥骨から陰茎海綿体につながる靭帯が年齢とともに緩んできます。
そうすると体重の変動などによる体型に変化がなければお若いときに比べると長く見えるようになります。

体型と陰茎の長さの問題

肥満傾向にある方、特に下腹部が出ている方はその皮下脂肪によって本来の陰茎が埋もれて見た目として短く見えていることがあります。

埋もれる症状が強い場合には陰茎が常にじめじめした状態になり、包皮炎や亀頭と包皮の癒着などを起こすこともあります。

陰茎を長くしたい方の様々な症状について

様々な症状や考えでご相談をいただくことがあります。

圧倒的に多いのが他の人より長さが短くコンプレックスがあるので長くしたいというご相談です。

客観的にはそれほど短くなくともそのように感じる方もいらっしゃいます。

また、年齢とともに肥満になってきてだんだん短くなってきたという方も多いです。

中には長さは普通にあるが、さらに長く見せたいという方もいらっしゃいます。

ごくまれに体型の問題ではなくほとんど陰茎が見えていない方もいらっしゃり、狭義の埋没陰茎の診断を受けてもよい状態の方もいます。

長茎術について

陰茎の長さを長くする、あるいは長く見せるためには初めにお伝えした「陰茎の見た目の長さを決める要因」を解決するようにします。

ただし、海綿体白膜そのものを長くすることは現実的ではないため「陰茎の引き込み」および「皮下脂肪の厚み」を改善することで長く見えるようにします。

陰茎を引き込む要因は靭帯および陰茎の筋膜がありますのでそれらの処理を行います。

皮下脂肪の厚みについては皮下脂肪を減らすことで改善をはかります。

手術方法

靭帯の処理(皮膚切開法・非切開法)

恥骨から陰茎海綿体に付着している靭帯は陰茎ワナ靭帯と陰茎提靭帯があります。

陰茎提靭帯は陰茎ワナ靭帯の奥に存在しています。

これらの靭帯の固定を一部解除して陰茎を固定しなおしを行えば陰茎の引き込み感が少なくなるという発想です。

このためには陰茎の根本付近を切開する必要があります。

また、靭帯の処理を行うと同時に陰茎につながる皮膚を伸展させる目的で切開部分をV-Y皮弁とすることがあります。(V-Y皮弁の説明はここでは割愛します。)

この靭帯の引き込みを制御する方法を皮膚を切開せずに行う方法として皮膚から靭帯のあるあたりの皮下に糸を数本通して引き込み感を防ぐ方法があります。

これを「切らない長茎術」ということもあります。

ただし、靭帯そのものの処理ではないため後戻りが出現しやすいという難点があります。

皮膚を切開して靭帯を処理する方法であっても後戻りがあり得ます。

海外ではこの後戻りを抑える方法としてシリコンインプラントを切開部分に挿入することもあります。

デメリットとして陰茎根部に食い込み感が出ることと、つれるような痛みが出ることがあります。

陰茎筋膜の処理

生理的な陰茎の収縮を含めてもう一つの陰茎の引き込みを起こす筋膜を処理することがあります。

通常は陰茎包皮を剥いてその下の筋膜を処理する必要があるため例えば包茎手術や屈曲ペニス、埋没陰茎手術などで併用することがあります。

ただし、効果に個人差があるという難点があります。

皮下脂肪を減らす(脂肪吸引)

恥骨付近の皮下脂肪が多いと陰茎が埋もれてしまって陰茎が短く見えてしまいます。

そのため皮下脂肪を減らす目的で脂肪吸引を行うことがあります。

ただし、男性の腹部の肥満の原因の大部分は内臓脂肪ということもあり、脂肪吸引単独では完全に埋もれていた陰茎が出ることはなく、補助的な意味合いが強いということになります。

あまりにも強い肥満は脂肪吸引をしてもほぼ無意味となりますのでまずは痩せることを考える方が現実的です。

治療を受けるタイミングについて

治療を受ける時期については成人になっていればいつでも治療は可能です。

ただし、太って陰茎が埋もれてしまった場合は出来るだけ痩せてから再度検討した方が無難です。

長茎術後の勃起時の長さについて

長茎術の手術方法が基本的に平常時の陰茎の引き込み感を少なくする治療であるため、勃起をしたときの長さはあまり変化がありません。

中には勃起時の長さも長くなったと言われることがありますが治療を受けた方全員に期待できる効果ではありません。

長茎術が向かない症状

肥満傾向が強い方はあまり治療に向きません。特に座った時などはどんなに陰茎の治療を行っていても皮下脂肪によって埋もれようとする負荷が強くかかるため後戻りしやすいと言えます。

また、糖尿病を持っている方は感染症のリスクが高くなります。

狭義の埋没陰茎(先天性疾患としての埋没陰茎)について

先天的に陰茎筋膜の付着異常による埋没陰茎の状態で成人になられている場合、通常の靭帯処理や筋膜の処理では難しいことがあります。

その場合には陰嚢などの皮膚を利用したりする皮弁形成術を併用することがあります。

そのような治療が必要な場合には当院では形成外科専門医が2名体制で手術を行っております。

サプリメントは陰茎を長くする作用があるか

陰茎を大きくするサプリメントというものが存在しますが効果は不明です。

少なくとも病院に相談に来る方は効果がわからないということで来られることが多いです。

ただし、多少なりとも効果があればわざわざ手術を受けに来ないため正確には分かりません。

長茎術の留意点(あり得る経過・リスク・合併症)について

傷跡

靭帯を処理する場合に陰茎の根元を3cm前後切開します。
主に陰毛が生えている部分になりますが手術間もないころは赤く硬い傷跡になります。
半年から1年くらいすると傷痕は通常ほとんど目立たなくなりますが、若干の食い込み感が残ることがあります。
また、糸留による陰茎根部の処置は傷痕はほとんどありませんが、やはり若干の食い込み感がのこることがあります。

痛み・違和感

術後は陰茎の根元の靭帯を処理したところに痛みが出現します。突っ張るような痛みであったりずきずきするような痛みが数日~2週間程度は出現します。
その後も大きな痛みはないものの人によっては違和感などが続くことがあります。
その軽快具合には個人差があり、月単位での経過を診る必要があります。

感染症

あらゆる手術に言えることですが、細菌感染を起こしてしまう可能性がります。
起きた場合には抗生剤の投与、場合によっては創の解放+洗浄の処置を必要があり得ます。

勃起時のぐらつき、勃起の角度の変化

陰茎根部での靭帯しょちによって勃起時の陰茎がぐらつくことがあると言われます。
陰茎ワナ靭帯および陰茎提靭帯を処理した場合に出現する可能性があると考えられます。
実際にそのようになったことはありませんが、今後出現しないとも言えません。
その場合には完全に回復させることは困難かと思います。

血腫

陰茎または陰茎根部の処置を行う場合に手術によって概念的にできたスペースに血液がたまる可能性があります。
少量であれば自然吸収を待つことになりますが、こぶし大に近い程度の血腫(血液のたまり)が出現した場合には血腫除去の処置が必要になる可能性があります。

あともどり

本来の見た目の陰茎の長さを生理的な状態に逆らって伸ばす処置になりますので、どうしても戻ろうとする力が自然と発生します。
完全に戻るということはないと思いますが、特に皮膚を切開せず糸留めによる方法の場合は戻りが出現しやすいと言えます。

効果の不足

非常に個人差が大きな部分ですが、効果が対して出にくいということがあります。すでに靭帯が伸びきっていて引き込み感がほとんどない方に靭帯の処理をしてもあまり効果は期待できません。
また、肥満の強い方は靭帯を処理した部分が皮下脂肪の重みに勝てなくて効果が出ずらかったりもします。
診察である程度めぼしをつけますが、完全に予測できないこともあります。

陰茎のむくみの遷延

陰茎の根元を処理した場合に、陰茎包皮の余りが強い方(包茎の状態)や、絞扼輪が存在する方は浮腫みが長引きやすい傾向にあります。
見栄えを考えると包茎手術を同時に行った方がバランスがよい場合もあります。

長茎手術の麻酔について

麻酔は下記から選ぶことができます。
長茎手術の場合は点滴無痛麻酔がお勧めです。

  • 基本麻酔(局所麻酔+ブロック麻酔)
    • 陰茎の根元にブロック麻酔を行い、痛みを感じ無くした後に切開部分に局所麻酔を行います。ブロック麻酔を行う時に多少の痛みがあります。
  • 基本麻酔+マスク笑気麻酔
    • 基本麻酔を行う時の痛みを抑えるために、鼻マスクから笑気ガスを吸っていただきます。ボーっとしますが、意識はあります。
  • 点滴無痛麻酔(基本麻酔+静脈麻酔)
    • 基本麻酔時の痛みを完全に取り去るために、点滴からリラックスするお薬を入れます。ウトウトした状態で麻酔を行いますので、痛みはありません。

当院における手術後の一般的な見通し

治療後 簡単に包帯を巻きます
通院 3週間後に抜糸です
抜糸 3週間後です
性行為 1ヶ月より可能です(個人差あり)
シャワー 翌日より可能です(患部を濡らさない)
4日目より可能です(患部を濡らしても大丈夫)
入浴 1週間後より可能です
激しい運動 2週間後より可能です
アルコール 1週間後より可能です

料金表

料金表

  通常費用 モニター費用
埋没式長茎術 35万円 20万円
靭帯式長茎術 45万円 29.9万円
脂肪吸引式長茎術 35万円 19.9万円
靭帯式+脂肪吸引式長茎術 60万円 39.9万円
埋没陰茎に対する筋膜処理・皮弁形成術 診察の上、見積もりいたします。