こちらではペニス増大に関する5つの疑問について医師が解説いたします。
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○ペニス増大は可能なの?
○ペニスの平均的サイズは?
○ペニス増大サプリメントの効果は?
-シトルリン
-血流保持量
○ペニス増大の方法は?
-長茎術
-陰茎増大術
-亀頭増大術
○ペニス増大はどの方法が一番?
ペニスを増大したいという要望は非常に多くあるようです。
長さ・太さとも外科的にペニスを増大することは可能です。しかし、外科的方法でも「10cmも伸びる」なんてことはありません。良くて3割程度の増大が可能です。
長さを出す治療として「長茎術」というのがありますが、通常時のペニスの長さを出す治療で、勃起時の長さは変わりません。現在のところ勃起時の長さを増す方法というのは通常のペニス増大術としては存在しません。サプリメントでペニスが増大するというのもあり得ない話です。
現実的な話として、パーフォーム(旧バイオアルカミド)やサブQ(旧マクロレーン)などを亀頭に注入する亀頭増大術やご自身の脂肪を採取して加工するMCRF(マイクロコンデンスリッチファット)による陰茎増大術が真の意味でのペニス増大になるのではないでしょうか。
医師による調査から街頭インタビューまで様々なデータが存在します。参考資料としてご紹介いたします。
昔からよく参考にされるのは1933年に中島博士が軍人を対象に行った調査です。
これによると、日本人の勃起時の平均サイズは
勃起時陰茎の長さの平均値 | 12.7cm |
勃起時陰茎の周囲の平均値 | 11.5cm |
通常時陰茎の長さの平均値 | 8.2cm |
通常時陰茎の周囲の平均値 | 8.5cm |
となっています。
ただし、調査時期がやや古いということと、対象数が45人と少ないというデーターとして参考にされてください。
他には、コンドーム製造メーカーであるオカモトが100人に対して街頭調査を行っています。
勃起時陰茎の亀頭の直径の平均値 | 4.1cm |
勃起時陰茎の中間部の直径の平均値 | 3.8cm |
勃起時陰茎の根元の直径の平均値 | 3.9cm |
こちらのデーターは実測ではないことと、175cm以上の20代30代の男子という条件付きであるというデーターとして参考にされてください。
参照:http://www.okamoto-condoms.com/pick/bigboy_super_syoukai.html
また、性玩具製造メーカーのTENGAの発表しているデータがあります。
データー数も50万件以上あるようです。
ここでは
勃起時陰茎長さの平均値 | 13.56cm |
勃起時亀頭直径の平均値 | 3.53cm |
勃起時陰茎直径の平均値 | 3.19cm |
となってます。
こちらも実測値ではありませんが、ご自身にフィットする性玩具のための入力値というデーターとしてご参考にされてください。
参照:https://www.tenga.co.jp/special/fitting2012/
測定方法や測定人数などの明記はありませんが
形成外科手術書によると
勃起時陰茎の長さの平均値 | 12.7cm |
勃起時陰茎周囲の平均値 | 11.5cm |
通常時陰茎の長さの平均値 | 7.3~9.5cm |
通常時陰茎の周囲の平均値 | 7.9~8.3cm |
となってます。
形成外科手術書 P893
勃起が起きるには、性的な刺激によって勃起中枢に興奮が伝わり、さらに陰茎の海綿体の神経にも伝わります。この信号により、海綿体の中に「一酸化窒素」が放出されて血管や筋肉に働きかけ、「サイクリックGMP」という物質が増えます。サイクリックGMPの増加により、海綿体の筋肉が緩んで血管が広がることによって大量の血液が海綿体に流れ込み勃起が起こります。
そしてこの勃起を維持するために、海綿体の静脈は血液の流入量がある一定の量に達すると、圧迫されてふさがります。
ペニス増大サプリメントに含まれるシトルリンは「一酸化窒素」を増やす働きをしますが、陰茎内のみではなく全身で作用します。また、シトルリン単体では一酸化窒素を作ることができないため、大量に摂取してもほとんどが排出されてしまいます。
上記のように、勃起を手助けする働きは多少なりともありそうですが、実際には必要時に勃起を起こすことが目的であればED薬の服用の方が効果的、現実的と言えそうです。
また、勃起を促進する作用はあっても、ペニスが増大することは期待できません。
ペニス増大器具には海綿体への血液流入量を増やすことによって、海綿体をより大きく膨らませてペニス増大を狙うという考え方もあるようです。しかし実際に、海綿体は大きくなろうとしても、その外側にある丈夫な白膜を現状以上に大きくすることはできません。これもやはり勃起を手助けする働きは多少あるようですが、ペニス増大効果はのぞめないようです。勃起を促すのであるなら、やはり、ED薬の服用の方が効果的、現実的のようです。
体の中に潜っているペニスを引き出す手術です。程度により、糸で止めるだけでも効果が出せますが、一般的には靭帯を緩めることによって引き出すという手術を行います。しかし、勃起している時、ペニスは完全に外に出ている状態なので、勃起時の長さを増やすことはできません。あくまで通常時の状態、例えば入浴しているときなどの長さを気にされる方が受ける手術です。
また、肥満があり、おなかの脂肪などがペニスの根元を隠している場合、その部位の脂肪を吸引する必要があります。
ペニスに注入物を入れて太さを出す治療になります。注入するものにより効果や持続期間に差が出ます。一番手軽なのは、持続型のヒアルロン酸を注入することです。個人差はありますが、1年以上は効果を期待できます。
永続的な効果を希望されるのであれば、ご自身の脂肪を注入する方法が選択肢としてあります。通常の脂肪注入の場合、注入した量の50%程度が生着します。CRFという方法で加工した脂肪を注入すると高い生着率(70~80%以上とも言われます)が期待できます。
見た目で迫力が出せ、性交時にも効果的なのが亀頭の増大です。亀頭そのものを増大し、さらに、カリの張り出しをしっかりするように注入します。見た目だけでなく、パートナに与える刺激を強くできるのが特徴です。また、ご自身に対する刺激は弱めることになるので早漏の防止にもなります。
パーフォームという専用の注入製材や持続型ヒアルロン酸を注入するのが一般的です。
長茎手術を行うと通常時(勃起していない時)の長さは、2cmから4cm程度長くなります。勃起時の長さは変わりません。
陰茎増大手術を行うと陰茎が一回り太くなります。
亀頭増大手術を行うと亀頭が一回り大きくなります。
図をご覧になってください。真ん中が施術前、左が陰茎増大、右が亀頭増大です。
AとBのどちらが大きいと感じるでしょうか?
Aが大きいと感じる方は陰茎増大、Bが大きいと感じる方は亀頭増大を検討されるというのも一つの考え方となります。